画像をランダムに動かす方法を書いていきます!面白い動きになるので、驚いた時や派手な演出をしたい時に使えると思います。アフターエフェクトを使って作ります。
エクスプレッションを使う
まずはコンポジション上に動かしたい画像を配置します。背景が透過されたPING画像がおすすめです。今回は画像で動かしていきますが、図形などのシェイプレイヤーでも同様に動かせます。
動かしたい画像の「位置」の左にあるストップウォッチのアイコンをAlt(Option)キーを押しながらクリックを押してエクスプレッションを出します。
すると、transform.position という文字列が出てきます。この部分を書き換えていきます。
(※エクスプレッションとはJavaScriptに基づくプログラミング言語で動きを制御できる機能です)
ランダム「random」
エクスプレッションの項目に、x=random(0,1920); y=random(0,1080);[x,y] と入力します。
これは位置のX座標が0〜1920、Y座標が0〜1080の間をランダムに動くという意味です。この数値を変更することで、動かす範囲を指定することが出来ます。
画面いっぱいに画像が動くようになりました。数値を変えれば、動く範囲も変わります。これで完成ですが、次に、動きのスピードも変えられる方法を次にご説明します。
ウィグル「wiggle」
エクスプレッションの項目に、wiggle(10,500) と入力します。これは1秒間に10回、500px内を動くという意味になります。数値を変えれば、動くスピードと範囲も変更することが出来ますので色々試してみてください。
完成です。動くスピードを変えられるので、先程の「random」より使いやすいかもしれません。
他にもおすすめのエクスプレッションの使い方(点滅)
「不透明度」にrandom (10,80) と記入すると、不透明度が10%〜80%の間でランダムに点滅します。「不透明度」の場合は、指定する数値が一つしかないので先程の「位置」の時のように「X」と「Y」の値にそれぞれ指示するようなことは書かなくても大丈夫です。
位置をランダムに移動させる動きと一緒に使うと、より派手で面白い動きになります!色々試してみてください!
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